稲の生育に影響を及ぼすとされる植物「オオバナミズキンバイ」の駆除作業が、三重県桑名市の田んぼで行われました。

(前川智彦記者)
「田んぼの中での発生が確認されたオオバナミズキンバイ。きょう駆除に向けて動き出しました」

桑名市の一部の地域では、3年ほど前から特定外来生物の「オオバナミズキンバイ」が田んぼや用水路の中で生い茂っています。

オオバナミズキンバイは、極めて繁殖力が強く、ちぎれた破片からも再生してしまうため、農業への被害拡大が懸念されています。

きょうは三重県や桑名市の職員、現地の農家など約60人が、専門家による指導の下駆除作業を行いました。

参加者は、根っこから抜き、水面に浮いた断片を丁寧にすくって、更なる繁殖に繋げないよう徹底していました。

三重県は、10月以降も駆除を行っていく方針です。