学生らが歌や楽器で平和を願いました。このほど安来市広瀬町布部で、「安来市平和のつどい」が開かれました。
このつどいは、安来市が2014年に「非核平和都市宣言」を行ったことを受け、翌年の2015年から安来市平和のつどい実行委員会が毎年この時期に開催していて、新型コロナの影響で中止された2020年を除いて今回で10回目となりました。
セレモニーでは、地元の学生らがステージに立ち、平和への思いを込めた歌や楽器の演奏などを披露、心のこもったパフォーマンスに、会場に集まった市民らは静かに耳を傾けました。
また会場には、県内外から集まった平和へのメッセージや絵を描いた「2000個のあんどん」も展示され、訪れた人はひとつひとつの願いに見入っていました。
安来市平和のつどい実行委員会 万波朋広 会長
「世界に目を向けたら戦争が絶えません。日本は平和だからではなく世界中が平和になることを目指してこの小さい布部からですが発信していきたいと思っています」