雪深い地域の豊かな水で育てた、こだわりのコメ。
デュケット智美さんは、新潟県十日町市に新たな酒蔵を作り、このコメを使った“クラフトサケ”を世界に届けようと計画しています。
【醸造責任者 南雲歩さん(53歳)】
「小さい田んぼでもちゃんとコメを作って守っていくことが、里山や棚田を守ることに、大切にすることになる。そこでとれたお米でお酒を醸すところがすごくいい。面白いし…」

この日は、東京からの参加者やカナダからの留学生らも一緒に、炊き立ての“お米の味”を堪能しました。
【カナダからの留学生(16歳)】
「稲刈りはすごく楽しかった。本当に最高な経験」

合言葉は『新潟から、世界へ』。
デュケット智美さん(45歳)は、新潟に根付いた『日本酒文化』に大きな可能性を感じています。
「稲作文化だったり、発酵文化だったり…、そういったものが全部凝縮しているのが『日本酒文化』。この地元にある素晴らしい文化、海外の人が憧れてくれているこの文化に、もう1回気付いてほしいとすごく思う」

新たな酒蔵『雪と里山醸造所』は、新潟県十日町市の松之山地域で、2026年春にオープンする予定だということです。