スマホの利用を1日2時間以内を目安とする条例案が愛知県の豊明市議会で可決されました。

すべての市民を対象にした全国初の条例案は、余暇でのスマホ利用を1日2時間までとするよう促すもので、罰則はありません。

子どもの睡眠時間を確保するため、小学生以下は午後9時、中学生以上は午後10時以降の使用を控えることも盛り込まれています。

きょう開かれた豊明市議会の本会議では賛成4人、反対4人で討論されました。

採決の結果、賛成12、反対7で可決され、「市民の自由と多様性の尊重」や「誤解を招かない丁寧な説明と情報提供」などを市に求める付帯決議もあわせて可決されました。

この条例は来月1日に施行されます。