きのう、「線状降水帯」が発生した北海道東部では、きょうも各地に爪痕が残り、住民は後片づけに追われています。

記者
「一晩経って冠水の水はなくなりましたが、住宅の前では私の足首の上まで泥がきています」

きのう午後2時半までの24時間雨量が統計開始以来、最も多い173.5ミリを観測した道東の白糠町。住宅3棟を含む建物4棟が床上浸水し、きょうも住民は後片づけに追われています。

また、新ひだか町では、突風で住宅の物置や窓ガラスが割れました。

一方、JR根室線は線路を支える土台が流出したため、札幌と釧路を結ぶ特急「おおぞら」など59本の列車が運休しています。復旧のめどはたっていません。