今月12日の大雨で車が水につかった三重県四日市市の地下駐車場で、きょうから所有者による車両確認が行われます。

三重県四日市市の中心部にある「くすの木パーキング」は、今月12日の記録的な大雨で、地下2階が完全に浸水するなどしあわせて274台の車が水につかりました。

市によりますと、すでに全体の9割近い242台の所有者が特定されていて、きょうからは所有者による車両の確認が行われます。

一方、この駐車場の運営会社に出資する四日市市の森智広市長はきのう、初めて現場を訪れ、被害の状況を確認しました。

四日市市 森智広市長
「想像以上でした。くすの木パーキングは都市機能として重要な駐車場なので、できる限り早急な復旧をしていかなければいけない」

森市長は運営会社と国交省が前面に立って対応すべきと話した一方、すでに設置している市のプロジェクトチームで速やかな復旧を支援すると改めて述べました。