■東京2025世界陸上・最終日(21日、国立競技場)

女子4×400mリレー決勝はアメリカがで2大会ぶりの優勝を果たした。前回大会の覇者・オランダは銅メダル。

前回大会、4連覇を目指したアメリカは予選でバトンパスでミスし、失格となり決勝に進むことができなかった。今回は予選で今季最高タイム3分22秒53で余裕のトップ通過。決勝はメンバーを全員ガラリと替え、女子400mで世界歴代2位の記録で優勝したS.マクローフリン(26、アメリカ)をアンカーに起用した。

レ-スは1走でジャマイカ、アメリカ、オランダがトップでほぼ同時に2走につないだ。アメリカ2走のL.アービー ジャクソン(26)が徐々にリードし、トップに立つとそのままアンカーのマクローフリンに。アメリカは93年のシュツットガルト大会以来となる大会記録3分16秒61で2大会ぶり11回目の優勝を果たした。マクローフリンは今大会2個目の金メダルを獲得した。

【女子4×400mリレー結果】
金メダル:アメリカ 3分16秒61※大会新
銀メダル:ジャマイカ 3分19秒25
銅メダル:オランダ 3分20秒18