気象庁が21日午後1時すぎに発表した情報によりますと、台風19号(ノグリー)は南鳥島近海で「猛烈な」勢力を維持しながら西北西へ進行しています。

▼ 21日正午現在、台風19号は南鳥島近海を西北西に時速20kmで進行しています。中心気圧は920hPa、中心付近の最大風速は55m/s、最大瞬間風速は75m/sとなっています。

▼ 22日午前0時では、引き続き「猛烈な」勢力を保ちつつ、進行方向は北西へと変わり、速度は時速15kmにやや減速する見込みです。中心気圧は920hPa、中心付近の最大風速55m/s、最大瞬間風速75m/sと予測されています。

▼ 22日正午には中心気圧が910hPaまで低下し、中心付近の最大風速55m/s、最大瞬間風速80m/sに達する見込みです。進行方向は北北西へと変わり、速度は時速10kmとさらに減速する予報です。

▼ 23日午前9時には「非常に強い」勢力に変わり、中心気圧940hPa、中心付近の最大風速45m/s、最大瞬間風速65m/sと予測されています。台風は「日本の東」で「ほとんど停滞」する見込みです。

▼ 24日午前9時には「強い」勢力となり、中心気圧955hPa、中心付近の最大風速40m/s、最大瞬間風速60m/sまで弱まる見通しです。位置は引き続き「日本の東」でほとんど停滞すると予測されています。

▼ 25日から26日にかけても台風は日本の東でほとんど停滞し、徐々に勢力を弱めていく見込みです。26日午前9時の予報では中心気圧985hPa、中心付近の最大風速30m/s、最大瞬間風速40m/sまで弱まると予測されています。

気象庁は引き続き台風情報に注意し、最新の気象情報を確認するよう呼びかけています。特に南鳥島周辺の船舶は警戒が必要です。