「命があるって当たり前でない」

福島敏廣さん
「誰かを思う。誰かの思いに答えたいと思っています。私自身人の役に立てなくても立派で優れた人間でなくても、今日ここに来るために今まで生きてきたのかなと思います」
「命があるって当たり前でない。これから先、誰かの無念を背負って進むことがあるかもしれない。自分を信じて、強く生きて、そして必要なことは自分が一体何をしたいのか、また将来に何を望むのか、それをはっきりさせることです。そしてそこには、そこにしかない感動に出会うこと、生きている理由はそれだけで十分なのかもしれません」
福島敏廣さんの言葉は、9月16日に福岡農業高校で開催された「命の大切さを学ぶ教室」で語られたものです。
福島さんの思いは、
「言い表せない感情のまま生き続けてきた地獄のような20年でした」【福岡3女性連続殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉①
「啓子は常に夢を語って生きていた」事件現場が『夢を語る公園』に【福岡3女性連続殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉②
「私の心からの叫びです。もう一度、我が子・啓子に会いたいです」【福岡3女性連続殺人事件】23歳の娘を奪われた父親の言葉③
3部に分けて掲載しています。