「国際数学オリンピック」で世界1位に輝いた松本深志高校3年の狩野慧志(かのう・さとし)さんが県庁で阿部知事に快挙を報告しました。

狩野さんは7月、オーストラリアで開かれた高校生以下の「国際数学オリンピック」に出場。
2日間で6問に挑み、満点で世界1位に輝きました。
狩野慧志さん:「難しかった6問目が自分の得意分野である「組み合わせ」でまあまあ早く解けて自分に有利だった」
3年連続の出場で1年生の時は銀メダル、去年は金メダルながらも満点は逃していて、三度目の正直で目標達成です。

狩野慧志さん:「単純に得意だから数学が好きっていうのもあるのと。数学五輪はパズルっぽい問題が多いので好きです。自分が出られる最後の数学五輪だったので一番いい成績が取れて後悔がないよかったと思います」
狩野さんは東京大学への進学を目指していて、将来は研究者になって数学上の未解決問題に挑みたいと話していました。