対馬市で、市内各地に伝わる郷土芸能の発表大会が開かれ、ユネスコの無形文化遺産に登録勧告された「風流踊」のひとつ「対馬の盆踊」も披露されました。

新型コロナのため3年ぶりの開催となった郷土芸能発表大会では、市内5つの団体や個人が盆踊りや民謡を披露しました。

娘が父の敵を打つため、なぎなたで武士に立ち向かう姿を表現した「三根上里の盆踊」など、対馬の4地区に伝わる盆踊は、ことしユネスコの無形文化遺産に登録勧告された風流踊のひとつです。

「対馬の盆踊」を含む日本の「風流踊」は、12月3日までモロッコで開かれているユネスコの委員会でユネスコ無形文化遺産への登録が正式決定する見通しです。