山梨県の定例監査が行われ2022年度の上期は県庁内で著しく不適切な事務処理が3件あったことが明らかになりました。


県の監査委員事務局によりますと2022年度の上期に法令に違反するなど著しく不適切な事務処理が指摘されたのは3件で、2021年度の同じ時期に比べ1件増加しました。


このうち感染症対策企画グループでは、2020年度に実施した医療機関への助成制度で期限までに助成先に支払わなかったミスがあり、135万円あまりを国に返還、県費で補てんしました。


また二拠点居住推進課では2020年度分の東京オリンピック関連イベントなどで交付金の申請に誤りがあり、184万円あまりを受け取ることができず、こちらも県費の支出が増えました。


さらに福祉保健総務課では時間外勤務手当や夜間勤務手当の支給ミスといった事務処理の誤りが多数あったとしています。