クロアチアで行われている、レスリング世界選手権。
高知県出身で男子フリースタイル65kg級の清岡幸大郎(きよおか・こうたろう)選手は銀メダルを獲得、女子57kg級の徳原姫花(とくはら・ひめか)選手は準々決勝で敗れ3位決定戦にまわりました。
レスリングの世界選手権は、9月13日(土)からクロアチアのザグレブで開かれています。
高知県勢では、男子フリースタイル65kg級に清岡幸大郎選手(高知市出身・カクシングループ)、女子57kg級の徳原姫花選手(高知市出身・自衛隊体育学校)が出場しています。
パリ五輪チャンピオンの清岡選手にとって、初めての世界選手権となった今大会。
昨日行われた1回戦を13-2(テクニカルスペリオリティ勝ち)、2回戦を9-4、準々決勝を3-0で勝利しました。
清岡選手の得意技、“アンクルホールド”で相手を回転させて得点を重ねるなど、順調に勝ち上がります。
準決勝も5-0で勝利し、迎えた日本時間17日未明の決勝。相手は2024年パリ五輪決勝と同じ相手、ラフマン・アモウザドハリリ選手(イラン)です。パリ五輪では清岡選手が10-3で勝利しています。
試合は第1ピリオド開始35秒、清岡選手が片足タックルに入ると、逆にアモウザドハリリ選手に体をひっくり返され2点を先制されると⋯さらにそのままアンクルホールドとローリングを決められ0-6とリードを広げられます。
その後も、アモウザドハリリ選手の勢いを止められなかった清岡選手。第1ピリオド2分57秒0-10のテクニカルスペリオリティ負けとなりました。
清岡選手は試合後、自身のSNSで感謝のメッセージを綴りました。