ロシアのプーチン大統領は同盟国のベラルーシとの合同軍事演習を視察しました。

プーチン大統領は16日、ロシア西部ニジニ・ノブゴロド州の演習場を訪れ、ベラルーシとの合同軍事演習「ザパド2025」を視察しました。

軍服を着用したプーチン氏は演習について「主権と領土を守り、ロシアとベラルーシの連合国家をあらゆる侵略から防衛するための訓練だ」と指摘。「ウクライナでの特別軍事作戦で得た経験に基づいている」と述べました。

12日から16日にかけて実施された演習には兵士ら10万人が参加したほか、およそ1万の兵器や装備が投入され、外国の代表団も視察に訪れたとしています。

ベラルーシ国防省によりますと、今回の演習ではロシアの新型中距離弾道ミサイル「オレシュニク」の使用計画の確認なども行われたということです。