医師を志すタイの高校生が3年ぶりに来県し、29日、大分大学医学部で手術後の縫合など外科の実習を体験しました。

大分大学医学部を訪れたのは医療の道を目指しタイの各地から参加した高校生13人です。大分大学ではアジアと日本の若者が科学技術の分野で交流を図るプロジェクトの一環として8年前から医学部で特別授業を行なっています。

コロナ禍で3年ぶりの訪問となった29日、生徒は外科の教授から手術の基本となる糸の結び方や縫合の手順を教わり、シミュレーターで腹腔鏡の操作も体験しました。

(生徒)「縫合の仕方など、外科医の仕事を知る良い機会になりました」「このような経験を通して、外科医になりたいと感じました」

一行は10月1日、大分舞鶴高校を訪れ、授業とともに書道なども体験して交流を深めます。