ルーマニアの国防省はロシアのドローンが領空に侵入したため戦闘機を緊急発進させたと発表しました。

ルーマニア国防省は13日、声明で、ルーマニアとの国境付近にあるウクライナのインフラ施設をロシアが攻撃した際、ドローンが領空に侵入したためF16戦闘機2機を緊急発進させたと発表しました。

戦闘機がドローンを追跡したものの、ドローンはレーダーから消えたということです。

10日にはルーマニアと同じNATO=北大西洋条約機構の加盟国のポーランドで、ロシアの複数のドローンが領空に侵入し、戦闘機によって撃墜されたばかりでした。

ルーマニア国防省は「ドローンは居住地域の上空を飛行しておらず、住民に差し迫った危険を及ぼすものではなかった」としています。