来年、本拠地を秋田県に移転することを明らかにしているバレーボールのアランマーレ山形はきょう秋田市で会見を開き、本拠地を移転したあとも山形県との絆を維持すると強調しました。
アランマーレ山形 西尾博樹ゼネラルマネージャー「山形から離れるのは苦しい。
山形で継続してやるにはワンランク降格して残るしかない。勝ち取ったSVのライセンスは絶対に捨てられない」

苦しい胸の内が明かされた会見。
酒田市を拠点としてきたアランマーレ山形は国内最高峰の「SVリーグ」で戦ってきました。

しかし、SVリーグは2030年以降にリーグに参戦する場合は「5000人以上を収容可能な施設」を持つことが必要と要件の改訂を行いました。
このため、現時点で県内に要件を満たす施設がないこと、また酒田市が予算面から新たな施設の整備を断念したことなどからアランマーレは、5000人以上を収容可能なアリーナがある秋田県に拠点を移すことになりました。
