かつてはどこにでもいたシオカラトンボ いまは?

(東洋産業 大野竜徳さん)
「どこにでもいる印象のシオカラトンボですが、農薬や都市化の影響で数を減らしている地域もあり、子どもの頃の当たり前の風景が、今では失われつつあるという声も聞かれます。
シオカラトンボは身近なトンボであると同時に、環境の豊かさを示すバロメーターでもあるのです。
日差しのまぶしい空の下、キラキラと光る水面の上を青い体をきらめかせながら舞うシオカラトンボ。
秋のトンボのイメージといえば赤とんぼでしょうか。まだシオカラトンボも秋の終わりまで飛び続けます。空と水をつなぐ青いトンボにもぜひ目を留めてみてください」