調理師を目指す高校生が、地元の特産品を使ったメニューに挑戦し、地産地消を学ぶ実習が大分市で始まりました。

大分市の楊志館高校では、11日、調理科の1年生35人が地産地消をテーマにした調理実習に取り組みました。この取り組みは、地元食材の魅力を知ってもらい、消費拡大につなげようと、大分市が生産者らと連携して実施しています。

今年度の実習が9月から始まり、生徒たちは市内で収穫されたピーマンとイチジクを使い、素材の特徴を生かしながら肉みそ炒めと天ぷらを完成させました。

試食した生徒は地元食材の魅力を再発見していたようです。

(生徒)「いちじくを人生で初めて食べてみて、意外に甘くて美味しかったです」「ピーマンはシャキシャキしていてすごく食感が良かったです」「地元の食材に、今回の調理実習を通して、興味を持つことができました」

この調理実習は、食材を変えながら、楊志館高校と福徳学院高校で来年1月まで毎月行われる予定です。