学歴詐称の疑いが指摘されている静岡県伊東市の田久保市長。「辞職か」もしくは「議会解散か」を迫られる中、出した答えは「解散」でした。田久保氏は「市民に信を問うべき」と主張していますが、市民の声は…
「審議が放棄され…」議会の解散を選択
市議会から不信任決議を受けた静岡県伊東市の田久保真紀市長。自身の辞職ではなく、議会の解散を選択しました。
SNSに“自撮り写真”を投稿し…

田久保市長のSNSより
「伊東市政の改革と刷新の為、そして地域を守る為に引き続き全力で尽くして参ります」
自身の学歴詐称疑惑から始まった一連の問題。なぜ議会の解散を選んだのでしょうか?

静岡・伊東市 田久保真紀 市長
「今回、本当に残念ながら、議会の初日に不信任決議が全会一致で出て、審議が全てストップして議会が行われない形になった。大変重要な議会においての審議や採決が議会初日をもって放棄された事実は、事実として冷静に受け止め判断し、これを改めて市民の皆様に信を問うべきだと」
ーーそもそもが、ご自身の経歴の問題に端を発した(不信任)案。“不信任だから議会解散”は筋違いとは考えないのか?
「今期議会が無事に審議が終わり、そのうえでの不信任案の提出あれば、また私の中で違った進路の選択もあった」
10日付けで解散となった市議会。市長が去ったあとの議長室では…

記者「こちらに10秒ほど見せてください」
議長「19.2秒…」
静岡・伊東市 田久保真紀 市長(8月13日・百条委員会)
「報道であるような“チラ見せ”という事実はない、約19.2秒ほど見ていただいたと記憶している」
議長らに対し、卒業証書を“チラ見せ”した疑惑にこう反論していた田久保市長。
7月には市長を辞めると表明していましたが、一転、続投を宣言し、百条委員会で疑惑が追及されていました。














