日本人観光客にも人気のあるタイの動物園で、飼育員の男性が放し飼いされていた数頭のライオンに襲われ、死亡しました。

現地メディアによりますと、首都バンコク近郊にある動物園「サファリワールド」で10日、飼育員の男性が数頭のライオンに襲われ、病院で死亡が確認されました。

発生した場所は、来園者が自家用車に乗りながら放し飼いの動物を観察できるドライブスルーエリアです。

ライオンがエサを食べている様子を来園者たちが観察していたところ、ライオンは飼育員用の車を降りた男性に襲いかかったということです。

サファリワールドは、日本人など多くの外国人観光客が訪れる人気の動物園です。

タイ当局は、来園者の安全が確保されるまでドライブスルーエリアを当面、閉鎖するとしています。