酒田市を拠点とするバレーボールSVリーグ女子のアランマーレ山形は、きょう、2026年のシーズンから本拠地を秋田県に移すと発表しました。
酒田市はマザータウンと位置づけ、今後も試合などを実施するとしています。
秋田県に本拠地の移転を発表したアランマーレは、2015年に酒田市を拠点に設立され国内最高峰の「SVリーグ」で戦ってきました。
しかしSVリーグはリーグに所属するための要件の見直しを行い、2030年以降にリーグに参戦する場合は「5000人以上を収容可能な施設」を持つことが必要となります。
現時点で県内に要件を満たす施設がないこと、また酒田市が予算面から新たな施設の整備を断念したことなどから、アランマーレは5000人以上を収容可能なアリーナがある秋田県に拠点を移すことになりました。
移転はきょうのSVリーグ理事会で承認されたということで、アランマーレは2026年シーズンから秋田県秋田市と潟上市を拠点に活動することになります。
なお、酒田市はマザータウンと位置づけ、今後も試合やジュニアチームの運営を行うとしています。