注意報水準となっている大分県内の新型コロナ感染者が、先週からさらに拡大し、10週連続の増加となりました。
県のまとめによりますと、9月7日までの1週間に県内58の医療機関から報告された新型コロナの患者数は805人でした。定点当たりでは、県独自の注意報水準の10人を超える13.88人となり、6月中旬以降、10週連続で増加しています。
保健所別では、南部が最も多く16人、豊肥が15.6人、北部が15.2人と続き、大分市、東部と県内5つの管内で10人を上回ってます。

県内では新型コロナが、8月末から注意報水準を超えていて、大分市内の小学校では学級閉鎖も出ています。県は新学期が始まっていることから、集団活動における感染予防策や、エアコン使用時の換気などを呼びかけています。