「4人目のドミノ」となってしまうのでしょうか。秋葉復興大臣に対する野党の追及がますます強まっています。1冊800円の旧統一教会関連の月刊誌を年間2万4000円で購入していたことが判明。「計算が合わない」と追及されましたが、秋葉大臣からは納得のいく説明はありませんでした。
また、政府は旧統一教会などの被害者を救済のための新法について条文案を与党に示し、了承を得ました。しかし、専門家からは「不十分」との声があがってます。
■秋葉大臣は“防戦一方” “疑惑対応”で公務取りやめ
続投か更迭か…永田町では秋葉復興大臣の進退が注目されています。
官邸幹部
「新しい大臣にした方がリスクを伴うんだ」
官邸幹部は更迭させるリスクを警戒する一方、与党幹部は辞任やむなしと考えています。
与党幹部
「なんであんなに脇が甘いのか。もう、もたなそうだね」
当の秋葉大臣は、28日も防戦一方でした。

立憲民主党 源馬謙太郎衆院議員
「27日の被災地の福島への視察御予定だったそうですが、なぜこれ取りやめられたんですか?」

秋葉賢也復興大臣
「国会でいろいろな質問が集中しましたことから、国会での審議において、丁寧に説明をさせていただく必要があると考えまして、日程の変更をお願いさせていただいたところでございます」
秋葉大臣は27日、福島県大熊町にある原発事故の中間貯蔵施設などを視察する予定でした。しかし、自らに向けられた“疑惑”の説明に対応するため、急遽、取りやめたのです。
立憲民主党 源馬議員
「総理大臣がご決断されて交代させた方が良いんじゃないですか!もう復興大臣の職務を果たせないわけですから」

岸田総理
「引き続き、様々な疑念が指摘されているということであるならば、説明責任をしっかり果たすべきであると考えています」
野党が問題視したのは秋葉大臣が代表を務める自民党支部が去年、旧統一教会の関連団体に「会費」として2万4000円を支払っていたと報告していた点。秋葉氏は大臣の就任会見でこんな説明をしていました。

秋葉賢也復興大臣(8月)
「当該関係団体に会費を支払ったり、選挙応援を受けたりということも一切ございません」

秋葉氏はいまになって「会費」ではなく、関連団体が発行する雑誌「世界思想」の購読料だったと訂正しましたが、計算が合わないのです。
立憲民主党 源馬議員
「年間2万4000円、これ1冊いくらなんですか?大臣」

秋葉賢也復興大臣
「事務所に届いてはおりますけれども、私も内容精読してるわけではございませんので、1冊当たりの単価までは存じ上げません」
立憲民主党 源馬議員
「月刊でよろしいですか?」

秋葉賢也復興大臣
「恐らく月刊誌だと思いますけれども、詳細についてはお答えできないところでございます」
立憲民主党 源馬議員
「土日に視察休まれてまで、この国会答弁準備していたのに、その1冊値段もわかんないんですか。私はもう10分ぐらいで調べられました。1冊800円です。1年払いだと1万800円です。何で2万4000円も払うんですか、寄付したんですか?」














