8月、福島県三春町の町立三春病院で、男性が手術を受けた後に、出血性ショックで死亡していたことがわかりました。

町などによりますと、三春病院で今年7月、50代の男性患者が、肺にたまった空気を抜く処置を受けました。8月5日に、ドレーンと呼ばれる空気を抜くチューブを入れ替えた後、肺への出血が確認されました。男性はその後も、出血が止まらず、8月12日に出血性ショックなどで死亡したということです。

病院は医療事故と判断し、男性の家族に説明し、謝罪しました。今後、外部組織として、県医師会が、男性への処置が適切だったかや医療過誤があったかどうかについて、調査することにしています。