宮崎交通は、およそ100年前の創業当初からバスの運転士に義務付けていた制帽を先月から自由に着用できるようににしました。
また、サングラスの着用も認め、運転士の働きやすい環境整備を進めています。
(宮崎交通宮崎中央営業所・田中庸一さん)「全く違います。ものすごく楽ですね」
宮崎交通のバス運転士歴、およそ30年の田中庸一さん。今年の夏から制帽を着用せずに業務にあたっています。宮崎交通は、バス運転士の制帽の着用を1926年の創業当時から義務にしていましたが、先月から自由に着用できるよう変更しました。
(宮崎交通運行管理部・菊池宣行 部長)「昔は制服をきちんと上から下まで着用するという社会情勢だったと思うんですけど、どういう形だとサービスの低下につながらないか、働きやすさを向上できるかというのを考えたところでできた制度」
直射日光があたり、窓の開閉で外の熱気も入りやすい運転席。
乗客の座席よりも温度が2度から3度ほど高いということで、田中さんは帽子を脱ぐだけでも熱中症対策になると話します。
(宮崎交通宮崎中央営業所・田中庸一さん)「帽子はおかげさまで、すごく1日の乗務が楽になりました。ストレスがなくなった。やっぱり運転中は汗をかきますので」
また、サングラスの着用も新たに認められ、現在、運転士の3分の1以上が使用しているということです。
運転士不足の課題がある中、宮崎交通は、働きやすい環境の整備を進めることで、離職防止や人材確保につなげたいとしています。
(宮崎交通運行管理部・菊池宣行 部長)「お客様の声、従業員の声をしっかり聞いたうえで、どのような形がいいかというのをこれから進めていって、働きやすさ、環境に応じた働きやすさを追求していきたいと思います」
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