10月4日投開票で調整が進む自民党総裁選をめぐり県連の宮本光明幹事長は、衆院富山1区の支部長選考の方針は新総裁のもとでも引き継がれるとの見方を示しました。

衆院富山1区の公認候補にあたる支部長をめぐり、自民党富山県連は、無断・架空党員登録問題が発覚した田畑裕明衆議院議員を選任しない方針で、党本部も県連が候補者を申請するまで「空席」としています。

総裁選を踏まえた執行部の刷新が支部長選考に影響を与える可能性も指摘される中、9日県連の宮本光明幹事長はこれを否定しました。

自民党県連 宮本光明幹事長「組織という考え方をすれば人が替わったから振り出しとなるという話ではなくて、丁寧に人が変わってもそのことをもう1回お伝えしながら粛々とこちらは決めた手続きをしていく」「我々と決めてきた『県連と相談した上でないと第1選挙区支部の支部長は決めません』と仰ってることを覆されるようなことは、ありえないと思っている。また、ないようにしたい」

支部長選考をめぐっては自民党富山市連が選考委員会の立ち上げを決めていて、9月12日に委員の人事案が提示される予定です。
