福岡県北九州市の私立高校が、「校則が厳しい」という生徒たちの声を受けて、1学期に「校則がない期間」を設けました。

およそ2週間のお試し期間を終えて、生徒たちは今、新しい校則のあり方を模索しています。

創立115年の伝統校 アクセサリーもOKのお試し期間

北九州市戸畑区の明治学園中学・高等学校。

創立115年の伝統校ですが、1学期の終わりの12日間、「校則なし」の期間を設けました。

校則に縛られず私服で授業を受ける生徒に耳にアクセサリーをつけた生徒。

昼休みにお菓子を食べる姿も。

生徒たちは校則がない自由を楽しんで夏休みに入りました。

校則がある元の学校生活に

生徒たちは今、校則がある元の学校生活に戻っています。

RKB 西尾健佑記者
「授業を受けている生徒たちですが、私服姿の生徒の姿はまったくみられません」


窮屈に感じているかと思いきや「校則がない方がいい」という声は意外と少ないようです。

生徒
「物足りなさを感じる部分はあるんですけど、でも今も十分楽しいので満足しています。ある程度の限度を守れるくらいの校則はあった方がいいのかなって思うようになりました」


生徒
「靴も好きなんで、靴をおしゃれなのを履いてみたりして楽しんでいました。友達の間でも、そんなしていいんとか差があったので、みんながこれくらいいんじゃないっていう範囲を校則で決めたらいいと思います」

生徒
「お菓子とか食べた方が授業とか集中できる、糖分補給して。やりすぎかなとか、しっかり自分で考えて行動できたと思うのでいい経験できました。楽しかったです」