交通事故で子どもを亡くした母親による講演会が、山梨県富士吉田市で開かれ、
命の大切さを高校生に訴えました。


娘を交通事故で亡くした 坂田栄子さん:
亡くして初めて、その幸せとありがたさが身にしみてわかるのです。


富士北稜高校で行われたのは、命の大切さを学ぶ授業です。


警察などが毎年開いているもので、11月28日は、長女で20歳だった紗愛里さんを交通事故で亡くした愛知県の坂田栄子さんが講演しました。


紗愛里さんは2019年、青信号の横断歩道を自転車で横断中に、大型トラックにはねられ死亡しました。


娘を交通事故で亡くした 坂田栄子さん:
悲しい突然の家族との別れがきませんようにと、今も天国から見守ってくれているんだと、私はそう思います。

坂田さんの話に耳を傾ける高校生たち 山梨・富士北稜高校


坂田さんはこれから車の運転免許を取得する高校生たちに、事故の加害者や被害者にならないため安全運転の大切さを伝えていました。