保険代理店に対する利益供与があったとの指摘を受け、東京海上日動あんしん生命やはなさく生命、メディケア生命などの複数の生命保険会社は金融庁に調査報告書を提出しました。
生命保険会社8社は、保険や家計の相談に乗るサービス「マネードクター」を展開する「FPパートナー」に自社の商品を多く扱ってもらうため便宜供与を行っていた可能性があるとして、取引の実態などを報告するよう金融庁から命令を受けていました。
こうした事態を受けて、きょう、東京海上日動あんしん生命やはなさく生命、メディケア生命などの複数の生命保険会社が調査を終えて金融庁に報告書を提出しました。
このうち、あんしん生命は代理店への営業を推進する中で「代理店からの評価を優先する企業風土が次第に醸成された」とし、代理店に対する過度な便宜供与を廃止すると表明しました。
今後、本社ではなく営業部門が目標を自主的に設定できるようにするなどの対策案も公表しています。
ただ、事態を重く見た金融庁は、あんしん生命に対して近く立ち入り検査を行う見通しです。
注目の記事
【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台

富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち
