愛媛県松山市の秋祭りで行われる、道後温泉駅前での神輿の鉢合わせについて、8体のうち1体が今年の参加を取りやめることを決めました。
参加辞退を決めたのは「湯之町大神輿」です。
「湯之町大神輿」では去年の鉢合わせで、責任者の男性が相手の神輿の複数の参加者から暴行され、大けがをしていました。
これを受け主催する「道後八町会」は「鉢合わせ以外の喧嘩など問題行動を行った場合、ただちに退場することと翌年の参加を禁止する」ことなどを定めた、新しいルールを作成しました。
しかし、「湯之町大神輿」の中山大紀大頭取によりますと、再発防止策に納得できず、地域の住民からも「観光地のダメージになるような祭りは応援できない」と批判が上がっているとして、今年の参加辞退を決めたということです。
道後八町会の西岡義則総代は「8体が揃わないのは残念に思う。ルールを守ることを徹底した運営を行い、伝統が正しく継承される祭りを作っていきたい」と話しています。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









