不正に入手したキャッシュカードで現金2万5000円を引き出したとして、宮崎県都城市職員の男が窃盗の疑いで逮捕されました。
このお金は男の職場で集められた懇親会費でした。

逮捕されたのは、都城市こども家庭課主任技師の椿 友作 容疑者(28歳)です。

都城警察署

警察や都城市によりますと、椿容疑者はこども家庭課で懇親会費として職員から集めた現金を管理していたキャッシュカードを不正に入手。

今年4月13日から18日までの間に、都城市内のコンビニのATMから3回にわたり現金合わせて2万5000円を引き出した疑いが持たれています。

都城警察署
都城警察署課の職員が使途不明な出金に気づいたことから、5月に被害届を提出していました。

調べに対し、椿容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察はキャッシュカードの入手経路などについて捜査を進めています。

都城市役所

職員の逮捕を受け、都城市の池田市長は「事実関係を確認したうえで厳正に対処する」とコメントしています。