7月の岩手県内の有効求人倍率は1.15倍で3か月ぶりに前の月を下回りました。

岩手労働局によりますと7月の岩手県内の企業が求める人材の数=有効求人数は前の月から476人減って2万4636人でした。
これに対して仕事を求める人の数=有効求職者数は230人増えて2万1350人でした。
この結果、有効求人倍率は前の月を0.04ポイント下回る1.15倍でした。
県内の有効求人倍率は、4月から6月まで3か月連続で1.19倍が続いていて、前の月を下回るのは3か月ぶりです。

岩手労働局は県内の雇用情勢について「弱さに下げ止まりがみられる」としたうえで、「引き続き物価上昇などの影響に注意が必要」としています。