9月8日付けで離任する静岡県警の津田隆好本部長が9月5日に記者会見を開き、約1年半の在任期間を総括しました。

県警察本部の津田隆好本部長は、大阪府警副本部長などを歴任して、2024年3月に着任しました。

在任期間の約1年半を振り返り、最も印象に残った取り組みとして災害への対応を挙げ、「今後の県警の課題だ」と述べました。

また、2024年10月には、旧清水市で一家4人が殺害された事件のやり直しの裁判で無罪が確定した袴田巖さんと姉のひで子さんに対し、本部長自ら直接謝罪をしました。

<静岡県警 津田隆好 本部長>
「適正な取り調べや初動捜査のあり方等について改めてその重要性を認識した。県民の期待と信頼に答えられるよう、一層の適正捜査に一丸となって取り組んで参りたい」

津田本部長は8日付で中国四国管区警察局長に異動となり、後任には警視庁の久田誠総務部長が着任します。