◇9月5日(金)福岡ソフトバンクホークス(パ1位)vs東北楽天ゴールデンイーグルス(パ4位)/みずほPayPayドーム福岡
3連勝と勢いに乗る首位のソフトバンクは1回ウラ、1番・野村、2番・柳町の連打でチャンスを作ると、3番・牧原(久留米市出身)が2試合連続となる5号3ランホームランを放つ。上位打線がつながり、わずか7球で3点を先制する。
2回にも再びチャンスを作り、2番・柳町、4番・中村晃のタイムリー、5番・栗原の犠牲フライでこの回、3点を追加する。
3回には、この日1軍に復帰したばかりの7番・石塚のヒットからチャンスを広げ、9番・佐藤がタイムリー3ベースを放つ。
その後も打線の勢いは止まらない。4回には、石塚が3安打目となるタイムリーヒットを放つ(プロ初の猛打賞)。6回には8番・海野にもタイムリーが飛び出し、これで先発全員安打、9対0と着実にリードを広げていく。
投げては、先発の大津(福岡・志免町出身)が粘りのピッチングを披露。楽天打線に連打も、一つのフォアボールも許さず、7回を投げて7安打無失点と好投する。
7回ウラには、途中出場の笹川がダメ押しとなる今シーズン第1号の2ランホームラン。18安打11得点と打線奮起し、快勝したソフトバンクが連勝を「4」に伸ばした。
また、同日行われた2位・日本ハム対3位・オリックスの試合で、日本ハムが敗れたため、今シーズン初めてソフトバンクに優勝マジック「18」が点灯した。
【試合結果 ソフトバンク11-0楽天】
●大津亮介投手
Q7回を無失点に抑えての勝利
「素直にうれしいです、何としてもゼロで終えたかったので、本当に今日はよかったです」
Q今後に向けて
「任されたチャンスをしっかりモノにして、しっかりチームに貢献できるようにこれからも投げていきます(球場内ファンから拍手)」
●牧原大成選手
Q先制のホームランについて
「ノーアウト1、2塁のチャンスで回ってきて、サインは『打て』のサインだったんですけど、バントしようかな…とも思ったんですけど、ホームランになってよかったです(球場内歓声)」
Q夏場に5本塁打、好調の要因
「一試合、一試合本当に勝つために全力でプレーしている結果がいいかたちで出ていると思います」
Q優勝マジックも…ファンへ一言
「ここで僕が色々言って締めたいところなんですけど、このあと石塚選手が『どうしても締めたい』って言っているので…僕は何も言いません!ありがとうございました!(球場内歓声)」
●石塚綜一郎選手
Q自身の活躍について
「昨日までは思ってもないような結果になりました」
Q自身初の3安打
「新しい自分が見えてきたんじゃないかなと思います」
Q先ほど牧原選手からバトンを…
「(笑いながら目をつむって下を向く)」
Qファンへ力強いメッセージを
「(お笑いトリオ・安田大サーカスの)クロちゃんのモノマネで締めたいと思います…それでは、行きます!(カメラ目線で)『いくしんよ~!』(球場内歓声)」
(ヒーローインタビューより抜粋)
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