過去最多となる5人が立候補した大船渡市長選挙は27日投票が行われ、元市議会議長の渕上清氏が初当選しました。

 大船渡市長選の開票結果です。渕上清当選7578票、佐藤寧4086票、村上守弘4063票、鵜浦昌子3220票、鈴木茂行623票。
 渕上氏が次点に3492票の差をつけ、初当選を果たしました。
 渕上氏は大船渡市出身の64歳です。選挙戦では「大船渡を『岩手随一の沿岸都市に』」をスローガンに、高規格自動車道の整備や港湾を生かした経済活性化、子育てと医療福祉の充実などを訴え、幅広い支持を集めました。
 2010年の市議会議員補欠選挙で初当選後連続4期市議を務め議長にも就任しましたが、任期途中の去年辞職しました。
 投票率は67.48%で、一騎打ちだった前回を6.43ポイント下回りました。