統計史上、最も暑い夏となった今年。気象庁の有識者検討会は、この暑さについて「数十年に一度レベルの『異常気象』」との見解を示しました。
この夏は、群馬県伊勢崎市で国内の気温としては観測史上最高の41.8℃を観測するなど、危険な暑さが続きました。
夏の平均気温は平年と比べ+2.36℃で、これまでの統計史上1位だった去年・おととしを大幅に上回り、3年連続で統計史上最高となっています。
これについて、気象庁の有識者検討会は「異常気象に該当する」との見解を示しました。
異常気象分析検討会 中村尚 会長
「明らかに異常気象ですね。数十年に一度ぐらいの確率でしか起こらないような極端な現象であっただろうということが推定される」
検討会の中村尚会長は、「温暖化の影響がなければ、今年のような異常な高温は起こり得なかった」としています。
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