設計責任者の姿も

日本風洞製作所から2025年5月に寄贈されたもので、戦後80年にあわせ企画展が開催されました。

来館者
「日本の技術が非常に高かったんだろうなということと、戦争って人に勝つために技術が向上していくという残酷な面があるので、見ていて非常に切ない」

映像に映っているのは鶴野正敬海軍技術少佐。
「震電」設計の責任者で、テストパイロットの感覚を設計に反映するために操縦の訓練を受けた「エンジニアパイロット」を務めていました。

大刀洗平和記念館 藤上利美さん
「本当なら平和のために使いたかった技術だったかもしれませんけども、その当時はやはり戦闘ということで切磋琢磨されていた。その時代が幻じゃなく現実であったっていうことがわかりました」