モーター大手の「ニデック」は、グループ内で不適切な会計処理があった疑いがあるとして、第三者委員会を設置すると発表しました。

発表によりますと、ニデックの子会社の中国法人と取引先との間で、およそ2億円に上る不適切な会計処理が行われた疑いがあるということです。

社内調査の結果、ほかにもグループ内で経営陣の関与や認識のもと、不適切な会計処理が疑われる資料が複数見つかったとしています。ニデックは社内での調査体制に限界があると判断し、会社から独立した第三者委員会の設置を決定しました。

ニデックは「第三者委員会による調査に対して全面的に協力してまいります。関係者の皆様には多大なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」とコメントしています。