埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故で、原因究明委員会はきょう、事故の原因について「下水道の硫化水素によって腐食した下水道管に起因すると考えられる」とする中間報告を取りまとめました。
今年1月、八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故をめぐり、県が設置した第三者による原因究明委員会は3回目の会議をきょう開き、中間報告を取りまとめました。
報告書では、事故の原因について「下水道の硫化水素によって腐食した下水道管に起因すると考えられる」としています。
そのうえで、地中の土砂が、腐食で生じた下水道管の隙間から流出したことで地中に空洞ができ、陥没に至った可能性が高いとしています。
一方、陥没した場所で2020年に行われた調査では、地中に空洞は見られなかったとしています。
委員会では今後、下水道管の点検方法や注意点についても議論を進め、年内に最終報告を取りまとめる方針です。
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