携帯の料金プランの値上げが、じわりじわりとすすんでいます。あの“格安ブランド”も実質値上げを発表しました。

ソフトバンクが運営する格安ブランドのワイモバイル。新たな料金プランではPayPayとの連携による割引などが強調されましたが、結局は基本料金は値上げに。月々130円から630円上がります。

ソフトバンク 寺尾洋幸 専務執行役員
「原価の高騰は非常に大きいです。全体的なコストの上昇が出てきている。投資の循環をしっかりやらないと、通信事業全体が行き詰まってしまう」

いま、各社で実質値上げがじわりと進んでいます。

▼ドコモは6月からスポーツ動画配信サービスをつけた主要プランの料金が1000円以上、上がりました。▼KDDIも先月から衛星通信サービスなどがついたプランを330円、格安ブランド「UQモバイル」も220円値上げしています。

街の人は…

「(携帯料金は)高いと思う。安ければ安い方がいい」
「(Q.値上げについては?)全体的に下げてほしい」

政府主導で各社が値下げをしたのはいまや昔。1年で10%も上がる通信料。家計の重荷となっています。