台風15号が種子島の南東約40キロを時速約20キロで北北東へ進んでいます。4日午後1時現在、中心気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルとなっています。台風の周辺では強風が吹いており、今後の進路や影響に注意が必要です。

気象庁によりますと、台風15号は4日午後1時現在、種子島の南東約40キロ(北緯30度20分、東経131度20分)を時速約20キロで北北東へ進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。

台風の周辺では中心の東側280キロ以内と西側165キロ以内の範囲で風速15メートル以上の強い風が吹いています。この強風域は広範囲に及んでおり、沿岸部を中心に警戒が必要です。

4日午後2時には種子島の東南東約40キロ(北緯30度25分、東経131度25分)に位置し、引き続き時速約20キロで北北東へ進むと推定されています。

中心気圧は1000ヘクトパスカルを維持し、中心付近の最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートルの勢力を保ったまま進むと見られています。

また、強風域についても同様に、中心の東側280キロ以内と西側165キロ以内で風速15メートル以上の強い風が吹き続けると予想されています。

台風15号の影響により、種子島を含む九州南部の太平洋側では強風や高波に警戒が必要です。特に沿岸部では高波による浸水や高潮の恐れがあります。

また、台風の進路にあたる地域では、大雨による土砂災害や河川の増水、氾濫にも注意が必要です。屋外にある物の飛散防止や、不要不急の外出を控えるなどの対策をとることが望ましいでしょう。