世羅町のワイナリーでことしのワインの仕込み作業が始まりました。

「せらワイナリー」に町内で収穫された白ブドウの品種「ハニービーナス」約3トンが運び込まれました。破砕機に入れて軸を切り離したブドウを搾汁機で絞っていきます。そして果汁にワイン酵母を加え、2週間ほど発酵させた後、タンクで熟成させます。
ことしは昼に高温が続きましたが夜間は気温が下がり、その寒暖差によって糖度が高く、香りがいいブドウができました。ワインはフレッシュで飲みやすく、バランスの良いものに仕上がりそうだということです。

せらワイナリー醸造長・橋本悠汰さん
「(ブドウの)糖度がしっかり上がっているのでことしも完熟したブドウの風味が強い甘くてフルーティーなワインになると思う」
初仕込みのワインは「ハニービーナスヌーヴォー」という名前で、11月からせらワイナリーなどで販売されます。