この事業は、ひとり親の就労に対する不安を軽減し、実際の職場でのお試し就労を通じてミスマッチによる早期離職を防ぐことを狙いとしている。
18歳未満の児童を養育し、就労定着に意欲のあるひとり親家庭の父または母が対象となる。(児童扶養手当受給相当の所得要件あり)
事業の中核となるのは、協力企業でのインターンシップ就労だ。企業開拓やひとり親とのマッチング相談は、配置される就労コーディネーターが担う。
就職を希望するひとり親は、複数の企業で有期雇用契約による職場訓練を最大3週間まで体験できる。
例えば、A社で1週間、B社で1週間、C社で1週間といった組み合わせや、気に入った企業で3週間集中的に働くことも可能だ。
県は協力企業に対し、対象者1人の受け入れにつき1週間あたり5万円の訓練委託料を支給し、受け入れを支援する。

一方、受入企業は対象者に対して有期雇用契約に基づいた賃金を支払う仕組みとなっている。必要に応じてマッチング相談時などの子どもの預かり支援も行うという。
【申込先】沖縄県母子寡婦福祉連合会
(電話)098-887-4099
(メール)jigyo@okiboren.jp