安全資産として人気が高まり続ける「金」。オブジェや食器など様々な金製品を集めた展示・販売会が岡山市北区の百貨店で始りました。

まばゆい輝きを放つ龍や大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」など、約1000点の金製品が並びます。岡山高島屋できょう(3日)始まった「大黄金展」です。世界情勢が不安定な中、「安全資産」として人気が高まり続ける金。25年ほど前には、1グラムあたりの小売価格は約1000円でしたが、きょう(3日)、最高値が更新され、1万8,691円と約18倍になっています。

会場で最も高額なのはこちらの大判。なんと8憶4,700万円です。そして、ひときわ目をひくのが…

(新田真子アナウンサー)
「高さ2メートルを超えるこちらのミロのヴィーナス。なんと約1500枚もの金箔が使われているんです」

フランスのルーブル美術館に展示されているミロのヴィーナスを忠実に再現した金箔像。世界に一体だけの、展示品です。

(イベントを主催したSGC 中島泰弘さん)
「世界中でいまこの金ブームですね、また高まりつつあります。なかなか1000点集まるというのは、年に1回しかございませんので、ぜひとも会場に来ていただいて、金のパワーというのを感じて頂ければなと思っています」

大黄金展は岡山市北区の岡山高島屋で今月8日まで開かれています。