日本の南にある熱帯低気圧が4日未明までに台風に発達する見込みです。4日にかけては南西諸島から西日本、5日には東日本にかなり接近するおそれがあります。気象庁は「台風周辺や本体の発達した雨雲の影響で、南西諸島から西日本、東日本にかけて5日にかけて大雨となるおそれがある」と注意を呼びかけています。

台風の進路と今後の見通し

気象庁によりますと熱帯低気圧は3日正午、南大東島周辺にあり、4日にかけて日本の南を北上。5日になると進路を次第に東寄りに変え、6日にかけて日本の東に進む予想です。

台風に発達後は最大風速18mで勢力を維持しながら、西日本から東日本にかなり接近する見込みです。

「まだ不確実性が大きく、西日本に上陸して陸地を進む可能性もあれば、太平洋側の海を進む可能性もある」と気象庁は説明しています。

衛星画像(3日午後3時 気象庁)