3日午前9時、気象庁は日本の南で発達中の熱帯低気圧について、今後12時間以内に台風に発達する見込みだと発表しました。この熱帯低気圧が台風に発達すると「台風15号」と呼ばれることになります。
【熱帯低気圧】3日午前9時現在
▽中心位置:南大東島の南南東およそ220キロ
▽移動:北北西25km/h
▽中心気圧:1006hPa
▽最大風速:15m/s▽
最大瞬間風速:23m/s
この熱帯低気圧は今夜には台風に発達し、沖縄の東海上まで北上。4日には九州の南に接近し、上陸する可能性もあります。
日本の南の海面水温はおよそ30℃で、平年に比べ1~3℃高くなっています。暖かい海からエネルギーとなる水蒸気を補給しながら、熱帯低気圧(台風)はさらに発達する可能性もあります。
熱帯低気圧(台風)は5日ごろには進路を東向きに変える予想で、西日本から東日本の太平洋側を中心に発達する雨雲が流れ込みやすく、大雨になる恐れがあります。
低い土地の浸水や河川の氾濫、土砂災害などに警戒が必要です。
気象庁によりますと台風発生数の平年値で9月は「5.0個」となっています。1年の中で2番目に発生が多い月です。台風上陸数の平年値は9月が最多となっています。
この熱帯低気圧が台風に発達すると、今月1つ目の発生となります。本格的な台風シーズンに備える必要があります。
【画像で確認】5日(金)午前0時からのシミュレーション
【画像で確認】4日(木)午前0時からのシミュレーション
【画像で確認】3日(水)のシミュレーション














