厳しい残暑が続く一方で、早くも秋の味覚の話題です。静岡市ではギンナンの収穫が始まりました。
静岡市清水区八木間町にある畑では、1日朝から早生のギンナン「金兵衛」の収穫を始めました。
<木に登り収穫する農家>
「とってもとってもきりがない!」
約20人が木に登って手で直接もいだり、専用の棒を使って枝を揺らしたりして、鈴なりになった実を次々に収穫していきました。早生のギンナンは熱を通すと鮮やかな緑色になり、もっちりとした食感で苦みが強めということです。
<しみず銀杏部会 青木亮太部会長>
「今年は梅雨時期に雨が降らなかったのもあり実は小ぶりなんですけど、量も沢山で良いものができています」「『今年も秋が来たな』って思ってもらえたらいいなと思います」
2025年のギンナンは12月下旬頃までに、計約33トンが出荷される見込みです。