東北電力は原子炉格納容器内の水素濃度検出器の交換を終え先月30日に原子炉を再度起動していた女川原子力発電所2号機で、9月1日午後6時から発電を再開したと発表しました。
女川原発2号機では今年5月と6月に原子炉格納容器内に設置されている水素濃度検出器2台が異常な数値を示したため先月21日から原子炉を停止し、取り付けられている4台すべての検出器の交換作業を行いました。
先月30日には検出器の交換作業が完了したことを受け原子炉を起動していましたが、一定の出力まで上昇したことから1日午後6時に発電を再開したということです。
東北電力は「これまでに発電再開に伴うトラブルは確認されていない」と説明していて、取り外した検出器について不具合の原因を調査することにしています。














