9月1日は「防災の日」です。食を通じて子どもたちに防災への意識を高めてもらおうと、長野市の小中学校の給食は「防災献立」となりました。
栄養教諭・古平エミ子さん:「常におうちに備えていそうな食べ物で、いつもの給食を作りました」

長野市松代町、西条小学校の給食の時間。きょう(1日)は「防災献立」です。
市は、食を通じて子どもたちに防災への意識を高めてもらおうと、台風19号災害の翌年から「防災献立」に取り組んでいて、6年目です。
今年は。
栄養教諭・古平エミ子さん:「揚げた凍り豆腐にみそだれをからめると、(食感が)モチモチするんです」

凍り豆腐の揚げ煮やなめ茸和え、焼きのりなど、保存食を生かした献立で、備蓄やいざという時の食事を考えながら味わいます。
児童:「いつもの給食と変わらずおいしいです。防災リュックとか準備してすぐ避難できるようにしています」
児童:「家族と避難場所を確認したいなと思いました」

栄養教諭・古平エミ子さん:「長く保存できるいい食品があるので、きょうの給食はきっかけというつもりで、防災意識が高まるようになってほしい」
市の給食センターでは、あさってまでに、67の小中学校で「防災献立」を予定しています。